行方不明の時間

詩「行方不明の時間」茨木のりこ

 

もうすぐ長い長い夏休みが始まります。

 

子どもを持つ親にとって頭の痛い問題です。

 

子どものあり余った体力をどうするか?おひるごはんはどうするか?

遊びに行ってもお金が続かない。その上、コロナと熱中症の心配。

 

最近テレビで茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩を知り、

茨木のり子さんの詩集を購入しました。

 

「自分の感受性くらい」や「私が一番きれいだったとき」も心打たれました。

 

しかし夏休みが迫った今、「行方不明の時間」を読んでほんとにそう。。。しばらく

行方不明になれないなとため息が出ました。

 

私は夏が苦手です。暑いし、蚊に刺されるし、焼けるし。

 

そのうえ超が付くほどインドアで一週間外出しなくでも苦にならないほど。

 

家族でお出かけも子どもだった時も親になった今も正直苦手です。

 

私は家に居てさえ

ときどき行方不明になる

ベルが鳴っても出ない

電話が鳴っても出ない

今はいないのです

 

 ああ、こんな時間あるある。大事だよな。と

 

さて、どうしようか。。。

 

こんな間際に迫った今もまだあきらめきれず夏休みを恐れています。

 

何回か夏休みを経験しわかっていること。

 

夏休みが始まる一週間前と終わる一週間前が一番しんどい。

 

今年も何とかごまかしごまかしやり過ごそう。

 

時々頑張って行方不明になりながら。