褒められたいより怒られたくない
「欲が出ました」ヨシタケシンスケ
よろこぶ顔がみたいというより、おこった顔が見たくないだけなのです
「自分を肯定できないのなら」というテーマを読んで、
自分が小さい時から感じてた何かが急に「わかった!!!!」
という感覚になりました。ありがとう!!!ヨシタケさん!!!
私は幼少期に褒められたいと思った記憶がありません。
褒められるとうれしいです。けど褒められたいより圧倒的に怒られたくないほうが勝ってました。
長女であったせいか期待もされてただろうし、競争社会を生きていくうえで勝ち負けにこだわるようにも言われてきました。
けど、私は全く負けず嫌いではありません。
人と競争するということに全くスイッチが入らず、気合いとか根性とか言われる度にわからないと戸惑いました。
だって無いものは無い(笑)
大人になり子育てをするようになり、私を動かすものは「負けたくない」より「これ好き」だということに気が付きました。
私は好きなものは徹底してハマります。
同じ映画、本、パズルなど何十回も繰り返します。
その度に感動して泣くほどです。
私を動かすものは競争心ではなく「好き」だったのだと情けないことに大人になって気が付きました。
人を動かしたいとき、ここってかなり重要だと思いました。
ヨシタケさんのエッセイには
ご時世として、自分を肯定できないならば、せめて誰かを否定したい、って空気感があるような気がします。
ってありました。だから自己肯定感が大事とか言われるのかなと思いました。
「自分の機嫌は自分でとる」ってみやぞんが言ってたな。
「自分の感受性ぐらい自分で守ればかものよ」って茨城のり子さんの詩があったな。
私は今後堂々と自分の「好き」を大事にしようと思います。
誰かを否定している暇はありません。
自分を突き動かす感情は何か。子どもたちにも自分のことをよく観察してほしいです。
」