100人の他人からのいいね!より自分一人のいいね!が勝る

「年収90万円でハッピーライフ」大原扁理

 

題名だけで見ると、お金がメインの内容で、だけど年収90万円って少な過ぎない?ってビックリすると思います。

 

けど、読んでみると「フツーって何?」とか「友達って必要?」「将来やりたいことないんですけど」などをテーマに、人生に対する価値観・考え方の本でした。

 

この価値観があるから、こういう生活をする。

 

これを受け入れられないと「年収90万のハッピーライフ」も受け入れられなだろうなと思います。

 

大原さんの学校や家庭のエピソードは結構ハードだけど、その中で見つけた自分の考えは絶望だけでなくちゃんと希望もキラリと光って見える。

 

そうしてそれを大事に持ち続け、今のライフスタイルに落ち着かれているんだなと納得することが出来ました。

 

親にサンタからのプレゼントを要求したら、翌朝ファミマで買ったおせんべいの横に「来年はこうご期待!byサンタ」とチラシの裏に買いたメモがあったというエピソードには笑ってしましました。

 

私はこんなお母さんも嫌いじゃありませんけどね(笑)自分もやってしまいそうで怖いです。

 

クリスマスも誕生日もお正月もハロウィンも。行事とうか非日常が苦手な私。

 

イベントが近づくにつれてあの置物出さないと。。。終わったから片づけないと。。。

もう自分でするのは何年か前にやめました。

 

私があまりしないと子どもたちが自分で部屋を飾り付けしています(笑)

 

自分たちで自分の誕生日を祝うポスターを描いたりしてます。

 

自分で自分を祝う。自分で自分のやりたいようにする。自分でなりたい自分になる。

 

こちらが頑張らないと、子どもも期待しない。自分でする。

 

お互い期待せず、お互い好きにしようぜ!!!

 

これが出来たら最高ですね(笑)

 

この本を読んで旦那とお金について話し合いました。

 

稼ぐ、貯める、使うのバランスについてまだまだ議論の余地はあるけど、定期的に話すのはいいなと思いました。

 

100人の他人からのいいね!より自分一人のいいね!が勝る

 

承認欲求を満たしたり、他人と比較したりするときに思い出したい言葉です。

 

釈迦は「人間は自分以外のものを本当の拠り所として生きてはいけないのだ」と

この本にありました。

 

茨木のり子さんの「倚りかからず」も思い出しました。

倚りかかっていいのは椅子の背もたれだけ。

 

自分の芯になるところはそうでありたいと思います。