一軍以外はすべて捨てる

「服を買うなら、捨てなさい」地曳いく子

 

何年か前に話題になり、当時購入し刺激を受けた本です。

 

読んですぐに洋服の整理をし始めました。

 

けど、「一軍以外はすべて捨てる」や「毎日同じ服でいい」など理屈はわかるけど、なかなか勇気がいるなあと思いました。

 

今日まで、たくさん服を買ったし、たくさん服を処分してきました。

 

一時は、メルカリにハマった時期がありました。

 

よく売れると売上金を元手に買ってしまったり、買うときも売ること前提で買ってしまったりしていました。

 

なんか自分の中ですっきりしなくて、メルカリで服を売ることもやめてしまいした。

 

買うときに、「これ、捨てるだろうな。売るだろうな。」と考えて買うのは何か違うと思ってしまったのです。

 

ここ数年、自分の服のレパートリーが大きく変化してきました。

 

子どもが小さいときは、汚れるし動きやすいことを前提に服を選んでいましたが、それも落ち着いてくると、今度は自分の好きな服を着たくなりました。

 

しかし、年齢のせいか前まで好きで着ていた服がしっくりこなかったり。

 

洋服難民になり、また大量に買ってしまっていました。

 

中途半端に処分したり、メルカリで売ったり、人にあげたり。。。

 

一度洋服を全部出し、とりあえず一軍だけのクローゼットを作ってみました。

 

いらない服を選ぶのではなく、絶対に必要な服を選ぶ。

 

これはよかったです!!!

 

一軍だけがそろっているクローゼットは間があり、まるで高級なお店のよう。

 

結局、それ以外を全部処分できたわけではありません。

 

けど、一度減らしきることで服への購買意欲は大幅に減らせることができました。

 

それと同じ服を着る。これは最近実践しています。

 

パンツはユニクロのストレッチパンツ黒3枚。

 

トップスはGUのオーバーサイズスウェットプルオーバー、白と黒を2枚ずつ。

 

これを基本にコートは3枚を着まわす。

 

普段着はこれが一番落ち着くことがわかりました。

 

また、毎日着ると服がヘタるので今年はこのアイテムをすべて買い換えました。

 

普段は家におり、お出かけする機会が少ない今、これで十分です。

 

かといってそれ以外を全部処分できるわけではありませんが。。。(笑)

 

あともう一つ印象に残っているのは、おしゃれな人より、ダサい人のほうが印象に残ってしまうということです。

 

私は、ダサい人というよりニットの毛玉が気になってしまうタイプです。

 

友達とランチに行ったとき、髪も可愛く結びアクセサリーもネイルもしていたのに、その子の来ていたニットが毛玉だらけで正直衝撃を受けました。

 

シミや穴なら気が付かない可能性はあるのですが、毛玉って範囲が広いし、絶対本人も気が付くはずと思ってしまい。。。私は終始気になってしまいました。

 

無頓着な子ならまだいいのですが、その他に気合が入ってる分、その毛玉のニットが今でも私の中に残っています。

 

友達と出かけるときに限って、今まで一回も着たことのない服を無理やり着てみてしっくりこない。そしてそのまま出かけてしまうと気分が上がらず、ダサくないか心配してしまう。

 

もう買ってすぐ着ていない時点でその服はダメだったんだなと思いました。

 

先日もバーゲンで服を3枚買いました。服を買うのは半年ぶりでした。

 

翌日には全部着て出かけました。

 

私の中でできた基準はすぐに着て出かけたい服かどうかです。

 

年齢にも生活環境にも左右される服。今後も何度も更新しないといけない場面があるでしょう。

 

そのたびに着て帰りたいかどうかという基準で選べば、大きくハズレる心配はないのかなと思っています。

 

油断するとすぐに二軍のどうでもいい服を買ってしまうので、定期的にこちらを読み返し、ダサくならないよう気を付けたいです。