へいわとせんそう

「へいわとせんそう」たにかわしゅんたろう

 

たまたま行った本屋さんで気になって手に取りました。

 

色も漢字もなく、とってもシンプルで1分もかからず最後まで読めてしまいます。

 

なのにハッと目が開くような気付きを与えられ、これは子どもに読ませたいと思って即購入しました。

 

へいわとせんそうの対比すると全く違う状況になります。

 

しかし、「てきとみかた」を対比してみると同じ人間であること。

 

そこにはパッと見ただけでは見分けのつかないくらいただ同じ人間がいること。

 

朝日をきれいだと思う気持ちもきっと変わらないだろう。

 

そんな人間がする戦争をどう思うか?

 

大人にも重く問いかける絵本です。

 

とても簡単に読める本なのに、きっとまだ子ども達にはうまく伝わらないだろうけど、

こころにとどめておいてほしいと強く思いました。

 

谷川俊太郎さんのコメント

 

戦争が終わって平和になるんじゃない。

平和な毎日に戦争が侵入してくるんだ。

 

常に平和な毎日を送るために、戦争が侵入してこないように、常にみんなが意識していないといけないなと考えさせられました。